テクノロジーを創造的に活用し、イキイキと働く医療従事者を一人でも増やし、誰もが健康で活躍できる社会を実現する

日本では人口1.2億人の医療を、約35万人の医師と約33万人の薬剤師が支えています。人材の不足と偏在は、医療現場の構造的な課題であり続けています。エムスリーキャリアは、最前線で働く人々を支える「医療人材事業」を軸に、この課題と向き合ってきました。
私たちが掲げる「テクノロジーの創造的活用」とは、テクノロジーを単なる効率化の道具にとどめず、新しい価値を生む使い方をすることです。
「エムスリーキャリアなら、どう使うか?」
常にそう問い続け、他にはないユニークなアプローチで現場の常識を変えるプロダクトを社会へ実装していきます。
主力である「医療人材」の支援をどこまでも突き詰めながら、医療機関の経営や働く人々の健康へと領域を広げていく。100年先も必要な医療インフラを、私たちのアイデアとテクノロジーで変革していきます。

What we do

ミッションを実現するための4つの挑戦

医療人材の不足・偏在をなくす

日本は人口あたりの医師数が諸外国より少なく、地域や診療科による偏在も進んでいます。手術に向けた入院ができない、必要な治療がスムーズに受けられない——その影響は、私たちの生活にすでに及び始めています。
この課題の希望であり、可能性でもあるのは、「医師を増やす」以外に答えがあることです。業界最大級の医療人材データベースを読み解くと、地域や診療科の偏在の中に「本当は出会えるはずだった医師と病院」が埋もれていることが見えてきます。データとテクノロジーでその出会いを掘り起こし、一人のコンサルタントが一人の医師の人生の決断に伴走する。一件のマッチングが、その地域の医療体制を変えることがある——それがこの仕事のスケールです。

医療従事者の過重労働をなくす

保険証があれば誰でも気軽に受診できる、世界でも稀な国・日本。その裏側で、時間外労働の上限である年960時間を超えて働く医師は全体の約40%、年1,860時間を超える医師も約10%にのぼります。医療の担い手が、医療のせいで疲弊していく——この矛盾を解くのが私たちの仕事です。
鍵は、医師の時間の中身を分解することにあります。本来の医療行為と、そうでない業務。常勤でなければ担えない仕事と、非常勤やスポットで支えられる仕事。テクノロジーと多様な働き方の設計でこのパズルを解き直し、医療従事者の時間を患者さんのもとへ返していく。「イキイキと働く医療従事者を増やす」とは、この地道で創造的な設計の積み重ねです。

病院の経営や組織を改善する

全国の一般病院の半数が赤字経営にあり、約80%を占める民間病院は、経営改善を自らの手で行うしかありません。
病院経営における人件費率は50%と一般企業に比べて人件費の割合が非常に高いです。そのため、病院経営における採用の影響力は大きく、「人」の課題が経営の課題に直結します。私たちは、採用を入口に、組織づくりや経営プロセスの改善まで伴走します。一つの病院の経営が立ち直れば、その地域の医療が守られる。手応えの大きさは、この仕事ならではだと思っています。

健康社会の実現を加速させる

病気になってから治すだけでは、誰もが健康で活躍できる社会には届きません。
「病気になってから治療する」から「未病・予防」へ。社会全体で健康への意識転換が求められています。
そして医療従事者が力を発揮できる場所は、病院の外にも広がっています。その1つが企業の安全衛生・健康経営です。健康経営を通じて、病気になる手前から人々に関わること。ここは、医療とビジネスが交差する開拓途上のフィールドです。「治す医療」で培った私たちの基盤を「防ぐ医療」へ広げていく——まだ正解のない領域に仕組みをつくっていく面白さが、ここにはあります。